女流陶芸家として活動しながら、自作の器に料理を盛りつける事を楽しみ、自然やアンティークを愛する日々


by cinnamon_artno

☆現代工芸舎 Cesn ☆

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只今、『現代工芸舎 Cesn 』ネット個展を開催中です。
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器+野菜or花
の写真を撮っていただいた。
自分の器を他の方の手によると又違った表情を見せるのだなぁ、
と素敵に撮影いただいた事に関心してしまいました。

そして、緋色がでている作品についてこんな風に表現していただきました♪
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< 緋色 >
- Hiiro -
緋色(ひいろ)って聞いたことありますか。焼き物での緋色といえば備前焼。焼き締めたうつわに炎が走ったようにくっきりと赤や橙色の焼き色がついて、これぞ焼き物、という力強いイメージでしょうか。この緋色を使ってダイナミックというよりは、なんだかおいしそう・・なうつわとなっているのが、このボーダー。パンとか焼き菓子などを想像させるいい具合の焼き色です。。

備前とはかなり見た目のイメージが違いますが、このボーダーも緋色を出すことによって「こげ茶」と「白」のしましまを作っています。白い化粧土を塗った生地の上に、縞模様になるようにテーピングをして、塩分の含まれた緋色の出る釉(専門的にはアルカリ溶液というそうです)を筆で塗り、焼成すると縞模様が出来上がります。この時に液をうすく塗るのがコツで、塗りすぎるとまっ黒こげになってしまうらしいです。

ご自身が骨董好きで、釉薬の色ではなく、自然な錆びた風合いやかさっとした質感を出したいと思って考えられた作品。質感のヒントになっているのは、窯入れの時に作品を乗せる「板」の感じなんだそうです。これを聞いて目のつけ所が独特だなあって思いました。

土という素材と、緋色、質感・・バランスがちょっとでも違ってしまうとこの感じっていうのは出せないんですよね。試行錯誤の上に、出来上がった焼き色こんがりのお皿。形も、えっ、これがお皿なの!というシャレたサプライズがあって使う楽しみのあるうつわ♪です。



素敵な写真と文章をありがとうございます!(^〜^*)
by cinnamon_artno | 2006-06-28 21:26 | 陶芸家のお仕事