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女流陶芸家として活動しながら、自作の器に料理を盛りつける事を楽しみ、自然やアンティークを愛する日々


by cinnamon_artno

染付講習会


先日、私の勤務する『祖師谷陶房』で
_染付け講習会_
が行われました。

指導して下さるのは
我が陶房の講師
染付作家の『上田 哲也 先生』です。



先生が用意して下さった見本を見て
下の4種類から
好きな絵付けを2つ選び
絵付け開始です。

染付講習会_e0060452_19570350.jpg



まずは、

染付講習会_e0060452_20053776.jpg

右:下書きして
左:骨描き


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下書きは、
先生の絵のコピーを素焼き生地の上にバランス良く置き
間にカーボン紙を挿みボールペンでなぞります。



下書きの上を濃いめの呉須で骨描きしていきます。

染付講習会_e0060452_20320879.jpg

骨描きの少し外側を鉛筆でなぞります。
これによって鉛筆の油分で
だみがはみ出すのを防ぎます。

下書きが終わると


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左:数種類の濃さの違う呉須で染付します。


染付講習会_e0060452_20244819.jpg
素焼き生地に描き確かめながら
濃さの違う数種類の呉須を小皿に分けます。


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だみ筆の動かし方は
薄く描く方から
濃く描く方へ
最後にだみを溜め濃くします。

染付講習会_e0060452_21102063.jpg


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染付が終わったら


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右:釉掛けして柿まき
左:焼成終えて完成です。


受講した方々は、
「難しかったけど、コツが少しつかめた気がするわ~」
「ためになったわ~、これから染付をもっとチャレンジしていきたいわ」

と喜ばれていました。
私もアシスタントをしていて勉強になりました。
上田先生、ありがとうございました。




by cinnamon_artno | 2014-12-08 21:32 | 陶芸家のお仕事